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2026.02.09

超硬について

超硬とは、炭化タングステンや炭化チタン等の硬質な金属炭化物粉末をコバルトやニッケル等の鉄系金属粉末で焼結して作られる合金です。

この超硬といっても様々な特性があり、主に

  • 総合工具メーカー
  • 耐摩耗・金型特化

に分類されます。

超硬にはJIS規格があります、でも各素材メーカーがそれぞれの分類で独自の名称をつけていますのはなぜでしょうか?

それは各メーカーが「独自ブランド名」を優先して使うのには、「超硬合金という素材の特殊性」「メーカーの差別化戦略」という大きな理由があります。

JIS規格は「最低限の目安」に過ぎません。

超硬合金は、主に炭化タングステン(WC)とコバルト(Co)を混ぜて焼結させたものですが、実はその「レシピ」は無限にあります。

一言で言えば、「JIS規格通りに作ると、他社と横並びの『普通の製品』になってしまい、技術革新や価格競争で不利になるから」です。

 

比喩で例えると:

JIS規格は「日本酒」や「ビール」という分類のようなものです。メーカーは「ただの日本酒」として売るのではなく、独自の製法や味を追求し、「久保田」や「スーパードライ」というブランド名で売ることで、その価値を認めてもらおうとしている、というイメージです。

 

だからユーザー様が使用するには、そこが重要で、しっかりと自社でデータを残して、

どこのメーカーのどの分類で作られたかの資料を確保する事が最重要なのですが、

そのようになっていないことが多々あります。

実はそういったところに大きな品質安定やコストダウン要因が隠されていることでしょう。

あくまでこのデータはユーザー様の財産です。しっかりとデータ蓄積することが大切です。

こういう過程が今後の安定した生産に繋がりそうですね。

 

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